人工甘味料の闇-隠された真実とは
巷でよく見るカロリーOFFなどの商品、人工甘味料が使われているのいるのは有名な話です。
ですがその人工甘味料が体に悪影響をもたらすといわれています。
なんとなく聞いたことありますよね。
一応商品に入ってる人工甘味料の量はアメリカ食品医薬品局(以後FDA)が摂取しても問題がないと定めているのでその点では安全といわれています。
- 人工甘味料を摂るとガンになる
- カロリー0でも太る
そういった根拠もないらしいです。
え、じゃあ何が闇なの?
ここまで聞くと別に問題ないじゃんと思うかもしれませんが、
基本的には腸内環境に悪いのです。
実験1
英ネイチャーの論文によればある面白い実験が行われました。
- 人工甘味料(スクロース、サッカリン、アスパルテーム)
- 自然な糖分(グルコース)
この2グループの糖を実験用のマウスにそれぞれ1週間与え続けました。
するとこのような結果になったのです。
- 人工甘味料を摂ったマウス
- 自然な糖分を摂ったマウス
特に異常なし
このグルコース不耐性のレベルが上がることにより、甘いものを食べてもうまく処理できない体質になってしまいます。
ちなみにサッカリンが特に悪影響をもたらすらしく、
その結果メタボ、糖尿病のリスクが上がるのです。
いや、確かにそれはやばいけど人間で実験したわけじゃないし素直に納得できないよ。
その気持ちわかります。私もそう思いました。
実験2
ですがある男女7人を対象にした実験も行われていてこれがまた面白いんですよ。
この男女は普段人工甘味料を摂っていないというのですが、その人たちに人工甘味料(サッカリン)を1週間摂ってもらいました。
与えるサッカリンの量は、体重1キロに対して5ミリグラムです。
これは、FDAが安全と認めているラインなのですが結果次のようになりました。
- 7人中4人がグルコース不耐性のレベルが上がった。
- 他3人は大した異常は見られなかった。
このことからグルコース不耐性になるのは個人差があるということが判明しました。
なんだ~全員が不耐性になるわけじゃないんだ!と思った方注意です。
たった1週間でこれだけ影響があるんですよ。
私はこのことからどうしても人工甘味料を摂らないといけない場合以外はむやみに摂取するものじゃないなと思いました。
その後この7人の便を無菌マウスに移植したのですが、するとグルコース不耐性になった人の便を移植されたマウスはすべて同様の症状になり、なってない人の便を移植されたマウスは異常が確認されませんでした。
これで人工甘味料が腸内環境、腸内細菌に影響をもたらすことが判明したのです。
最後に
結局、人工甘味料がもたらす害が何かというと。
- 人工甘味料を摂ることにより腸内細菌にダメージを与える
- その結果グルコース不耐性になるリスクがあがる
- リスクがあがることによりメタボや糖尿病になりやすくなる
これはとてもまずいですよね。
なので、すでに肥満体質の方やアレルギーを持ってる方、高血糖の方は控えた方がいいとおもいます。
私はこれを聞いてなるべく摂らないようにしようと思いました。
なにがあっても健康第一ですからね~。
ではでは!