あしんたブログ

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早起きより遅起きの方が得するかもしれない説

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昔から「早起きは三文の徳」なんて言葉があるくらい早起きは良いと言われている。

しかし現代では早起きが良いなどと科学的に全く根拠がなく、むしろ意味がないとまで証言されているのだ。

朝が苦手なケースは特に意味がなく、科学的に会社も学校も朝早くから始める必要はない。

それでも早起きが合う人もいるのは確かで、俗にいう朝型タイプというケースで朝型に最もパフォーマンスが上がることを指す。

 

これはクローンタイプといい他にも昼型、夜型だったり、動物に区分されたりする。

朝型ならともかくそうでないなら、無理して早く起きる必要はなく自分にとってベストな時間に起きるのが理想的。

そんなこと言ってもねぇ~フリーランスでもない限り無理!

まあまあ、これから話すのはフリーランスにならなくても大丈夫な方法だから安心して。

いま世界では睡眠に関する研究が重要視されていて、「学生も朝早く学校に行く必要はないんじゃないか?」と科学誌で主流になってる。

むしろ「いかに早く起きるか」ではなく「いかに長く睡眠をとれるか」の研究が進んでいるのだ。

よく朝活をしたり、早く起きてやりたいことをやる人もいるが、それは単に朝型の人の場合だから無理して真似ることはない。

 

 

行動の変化

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JAMAに出た論文で、朝30分遅く起きるようにしただけで学生の集中力が上がったりモチベーションが上がった研究があり、元々の考えで現代の睡眠不足は学生時代から続いてることが多いことから

その結果

  • 肥満
  • 飲酒
  • 喫煙
  • ドラッグ
  • 成績の低下

につながる可能性が高く、睡眠不足は悪影響をもたらすと示唆されてる。

そもそも学生の悪い行動を抑えたいのであれば、しっかり眠れる時間を作るべきという考えから始まった研究である。

201人の高校生を集め2つのグループ(A、B)に分け、それぞれ登校する時間に差をつけた。

  • A いつも通りに登校
  • B いつもより30分遅く登校

その結果、たった30分しか差がないのにBのでグループで驚く変化が見られたのだ。

  1. 総睡眠時間が45分増加
  2. 39%の学生が8時間以上の睡眠に成功
  3. 7時間以下の睡眠率が27%減少

総睡眠時間の増加

これは早く起きなきゃいけないストレスから解放されたことで、余裕をもって睡眠できる学生が増えた。

早く起きなきゃっていう気持ちが余計にプレッシャーになってることが分かるね。

8時間以上の睡眠に成功

Bのグループの39%が8時間以上の睡眠に成功したのはかなりすごいことで、反対にAのグループではわずか16%しかいないのだ。

20%の差がついたってことだよね。でも元からBが8時間睡眠取ってた割合が高かったりしたんじゃないの?

その可能性も考えられるけど、わざわざ偏ったグループに分けたりしないでしょ(笑)

7時間以下の睡眠率の減少

7時間以下しか寝てない学生が27%も減少したこともかなりの変化で、Aでは34%の学生が7時間以下の睡眠をとっていたのだ。

つまり、Aに比べて5分の1まで減少したことになる。

たった30分登校を遅らせただけでここまで変化が起きるって普通にすごい事なんだ。

これが行動の変化になる。

感覚の変化

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行動の変化で大きな改善が見られた。

では感覚の変化はどうなのか?

    1. 日中の眠気が60%改善
    2. 疲労感の24%が改善
    3. 幸福度が21%上昇

この結果を見る限り早起きが本当に必要なのか疑問になるね。

このことからアメリカの睡眠医学会でも早起き思考はなくなってもいいのでは?と示唆されている。

最後に

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上記の理由から、無理に早起きするのではなくその人に合ったケースで起きるのが一番いいだろう。

それがフリーランスの人であればそれが可能になるが、そうでない場合は正直厳しい。

しかし30分遅らせることだったら社会人でも学生でも出来なくはないので(職場の近くに引っ越すなど)このくらいの差だったら埋められるはず、それに長い目で見ると将来の収入も変わってくるともいわれてるので、上手に時間を利用してあげると良いだろう。